災害時における個人情報の適切な取扱いについて

災害時における個人情報の適切な取扱いについて

〜高齢者・障がい者等の安否確認、支援、情報伝達のために〜


2011年3月11日に発生した東日本大震災では、「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」(内閣府
に従った要援護者台帳の作成や運用が不十分であったことや、自治体の有する高齢者、障がい者等の
要援護者情報が福祉関係者等に適切に開示されなかったことから、高齢者、障がい者等の安否確認や
個別の支援に重大な遅れが生じ、多くの犠牲を生みだしました。また、広域にわたる避難者の支援にあ
たっても、避難者情報の開示が大きな課題として浮かび上がっています。
このような東日本大震災・福島第1原発事故における実態を踏まえ、日弁連では、2011年6月17日
付けで「災害時要援護者及び県外避難者の情報共有に関する意見書」を出しましたが、本シンポジウム
では、近いうちに発生が予想されるといわれている大規模災害等に備えるため、この意見書で提言した内
容の各地方自治体での実現を目指し、自治体や福祉関係者と一緒に、災害時における高齢者・障がい者
等要援護者情報や広域避難者の情報の適切な扱いについて議論・検討します。さらに、各自治体におけ
る自発的な取り組みに役立つよう、具体的な取組方法やガイドライン案の提案をいたします。

日時:2013年6月17日(月)
13:30〜17:00(開場13:00)

※参加費無料

場所:三翠園高知県高知市鷹匠町1-3-35)

第1部基調報告
東日本大震災における災害時要援護者や被災者の個人
情報の取扱いについて

プログラム(予定) アクセスマップ
◆青田由幸氏
特定非営利活動法人さぽーとセンターぴあ代表理事
◆鳥井静夫氏
…東京都産業労働局
平成23年仙台市震災復興本部震災復興室併任)
◆山本和広氏
岩手県大阪事務所(前:岩手県総務部法務学事課)
第2部パネルディスカッション
災害時における要援護者や被災者の個人情報の取扱い
についての問題点,適切な取扱い,課題等
【パネリスト】
◆山崎栄一氏…大分大学教育福祉科学部准教授
◆青田由幸氏
◆鳥井静夫氏
◆岡本正氏…弁護士,中央大学大学院客員教授
【コーディネーター】
◆八杖友一氏…弁護士,第二東京弁護士会

【交通手段】
高知龍馬空港からのアクセス:連絡バスに乗車
→県庁前バス停下車後、徒歩3分
高知駅からのアクセス:路面電車の利用
高知駅はりまや橋停留所で乗換→県庁前停留所下車後、徒歩3分
主催:日本弁護士連合会,四国弁護士会連合会,高知弁護士会

http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/130617.html

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/event/data/2013/event_130617.pdf