防災キャンプ 7

「自然災害ではありません。
自然現象です。」と説明してくださった言葉が一番胸に残りました。
地震も豪雨も暴風も、生きている地球の当たり前の活動。
その中で生かされている私達。
そこでどう生き抜くか、どう感謝し今を生きるか。
その原点に立ち帰れた防災キャンプでもありました。
最初は寝床作り。そして食事と灯り作りでした。
左右に4家族ずつ分かれて作った段ボールルーム。
最初入れなかった子どもも、ちょっとした声かけで創作意欲が掻き立てられ、中に入れ、スムースに活動。
屋根を作るグループ、下駄箱を作るグループ、机を作るグループ、少しの余分な段ボールがあれば楽しめる子どもたち。
長引く避難所暮らしも、ちょっとでも楽しめることがあれば違ってくるというのを実感しました。
最後は 頑張りメダルを全員が頂き終了となりました。
障害のある子どもひとりひとりに心を配り支えて下さった防災センターの稲井さん、学生ボランティアの皆さん、関係機関の先生方、そしてお手伝い下さった保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
たった一晩の避難所体験ではありましたが、かなりお疲れのことと思います(私は帰宅後4時間寝てしまいました💦)
どうかゆっくりお休み下さい。
そして、今尚、避難所暮らしを余儀なくされている方々へ思いを向けたいと思います。

徳島県自閉症協会 会長 堀内 宏美