剣山・次郎岌 登山 報告

剣山・次郎岌 登山

<日程>
徳島駅前集合   出発   貞光ゆうゆう館     見の越駐車場
6:00     6:10 ------- 7:10 〜 7:25 -------- 9:25 〜 9:40 -------


(A)   剣山山頂    次郎岌(昼食)   見の越駐車場
------- 11:30 ------- 12:30〜13:30 ------- 15:30 (B)と合流


(B)     剣山山頂(昼食)      見の越駐車場    貞光ゆうゆう館 徳島駅前着
-------------- 12:00 〜 13:30 -------------  15:30 〜 16:00 ------ 18:15 〜 18:30 ------ 19:30

今年はAコースBコースを設定し、初心者はゆっくりBコース、少し山に慣れている子ども達はAコースと、選べるようにしました。当日の体調によっても変更可能です。
この日は気温が低く、雨が今にも降りそうで、開催が危ぶまれました。いくら整備された山道だといえ、剣山山系はあなどれません。予備の防寒具や非常食も用意してスタッフはやや緊張気味!
さあ、チャレンジです!


見ノ越集合
 8家族28名、ボランティアさん11名、天満病院STの赤壁先生、の総勢40名が集合しました。
もし、体調が悪くなったら早めに対応し、必ずグループで行動することを打ち合わせ。
家族とボランティアさん、それぞれに自己紹介して、いざ、出発!


9:30登山口。ぽつぽつ雨が落ち、気温も低い。防寒具や雨具を早めに着て準備。
それぞれのペースで、1歩1歩!


次第に霧発生。幻想的な世界へと突入♪
決して街では味わえない澄んだ空気と緊張感。子ども達もいつもの様子とは違っています。

リフトの下のトンネルをくぐり、1時間半ほど山道を歩いていくと、西島駅(リフト降り口)に到着! ここで全員がそろうまで待って、記念写真。まだまだ余裕がありそうです。

麓から西島駅までリフトの使用も自由ですが、今回は誰も利用せず歩き通しました♪

いざ、剣山山頂へ。
ところが、ますます霧が立ち込めてきました。親も子も緊張感が増します。ある子は、不安から足を止めて動かなくなりました。
 でも!より詳しいスケジュールを手に持たせると、それをキュッとリュックの紐の間に挟んで、お守りのようにし、「チャレンジ…」と言葉にしながら歩き出しました!感動です!

そうして、11時半に、やっと剣山山頂に到着! 最後尾を固めたメンバーで記念撮影♪

残念ながらここも真っ白…。晴れたら、まるで登山家になったかのような凄い景色がパノラマで見られるのですが(-_-;) 
 でも、見えないことをいいことに、勢いで、次郎岌まで足を進めることにしました。


あれ?「剣山だけでも登れるかな?」とBコースさえも心配していたOさん家族も、次郎岌へ行くようです!
チャレンジャーはお父さん(^o^)丿 「あわわわ!」と叫ぶHさんを小脇に抱え、・・・奈落の底に導かれるかのような下り坂を、ゆっくりゆっくり慎重に降りて行かれます。

途中、いきなり霧がはれてきました。先が見えると、「え〜あんなところまで登るの?!」と全員が絶句。
見えない方が良かったかも??いえいえ、その景色の美しさに、みなの闘志が湧き立ちました。

霧の向こうから一団が! 実は、先頭は12時すぎに次郎岌山頂に到着。もう折り返してきたようです。さすが高校生は早いです!先頭の志田パパは頼もしい(^o^)丿!

 
13時!やっと、次郎笈山頂へ到着。待ちに待った昼食です!
なんと9時半から3時間半歩き続けていました(@_@;) みんな、本当によく頑張った〜!
 「ここまで歩くことができるなんて!」と、子どもよりも親の方が感激!!

 さて、今度は、別ルートで下山。また、霧が出てきて雲の中を歩いている感じだったね。


途中、ちょっと道が細くて怖かった*1
恐るべし、子どもの体力。
「子どもがこんなに頑張れるなんて!」「この達成感は他では味わえない!」「普段はなかなか一緒に遊ぶことも難しいのに、山はこんなに子どもとの一体感が生まれるんですね!」と親やボランティアさんから素敵な感想が聞かれました。
ボランティアさん、ありがとうございました。赤壁先生、いつも大変なところを助けて下さり有難うございます。
皆さんのご協力で、今年も、充実感と達成感たっぷりの山歩きができました。
子ども達のすがすがしい顔がお土産になったでしょうか♪

 来年も、みなさん、山歩きを楽しみましょう!

徳島県自閉症協会

*1:+_+) 振り返ると、登った山があんなに遠く、高く!感動! 16時、全員無事に下山! 親はヘロヘロ、足はガクガク。でも、子どもは、なんと鬼ごっこしている子も((+_+